結び方 百科

昔着物:2)袖丈がまちまちの場合

肩の山から袖の裾までの長さは、48~50センチが現代の標準です。

昔着物はアンティークものですと、もっと長いものが多いですし、(作られた時代によって袖丈の流行がありました)
袖丈は個性を発揮できる箇所でもあるので、好みの長さに誂える場合もあり、長さはまちまちです。
これらの着物それぞれの丈に合わせて、長襦袢をそろえるとなると、とても費用がかかりますし、大げさにいうと、着物の数だけ長じゅばんが必要となってきます。

ですから、そういったまちまちの袖丈を、どのように着こなしていくかですが、最も簡単なのは、半襦袢や長襦袢の袖を取り外してしまい、襦袢の袖がないままで、着物を着ます。

次に簡単なのは、着物の袖の幅と長さに合わせて、袖をつくり、着物の袖山に縫いとめて着ます。
他には、着物に合わせて作った袖を、半襦袢や長襦袢に取り付けて、着る方法があります。
襦袢の袖丈が着物の袖より少し長い程度なら、そのまま着てしまいます。

襦袢の袖が若干短いくらいなら、袖が飛び出してこないことを確認して、そのまま着ます。
もし飛び出してくるようなら、たもと付近を、安全ピンなどで留めておくといいでしょう。
袖は長い袖丈なら、短く直すことはできますが、短い袖丈を長くすることはできません。
 (縫い代を出して1~2センチは不可能ではないですが)

短く直す場合は、大きな模様は切断されたりすることもありますので、その点は注意してください。


著者:きらこよしえ
職業: お気軽着物生活コーディネーター
   よしえ着物教室主宰(着付け師範)
   リサイクル着物のつむぎや運営 http://www.a-cre.net/tumugiyatop.html
   メールマガジン「着物生活術~和風おしゃれ美人~きもので元気いい気分」発行
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