少し前合わせが狭いと感じられるくらいなら、ややしとやかに振る舞うことで解決できます。
下前はできるだけ浅くし、上前をなるべく正しい位置にもってきます。
それでも、歩くたびに前がはだけてしまって、じゅばんの裾が見えてしまうようだと、やめた方がいいでしょうね。
お手持ちに不便なく着られる着物があれば、その身幅を測っておいて、昔着物の身幅と比較してみます。
一番いいのは、もちろん着用してみて、歩いて確かめるのが確実なのですが、そういう機会ばかりとは限りませんので、だいたい何センチくらいの身幅があればいいのかを、知っておくといいですね。
ちょっと狭いけれど我慢できそう、と思えれば、直す必要はありません。
直してでも着たい、ということであれば、身ごろをほどいて、縫い代のところを出します。
これは専門家と相談のうえ、依頼してください。
和服の仕立てやさんや、悉皆(しっかい)やさんで頼めます。
ちなみに、身幅が広い昔着物があったとしたら、それは下前の端を脇のところで折り返して、着用できますので、なんら問題はありません。
ただしあまりに広すぎるような場合は、もたつきすぎて歩けないということになってもいけないので、羽織ってみて前あわせを確認してください。
著者:きらこよしえ
職業: お気軽着物生活コーディネーター
よしえ着物教室主宰(着付け師範)
リサイクル着物のつむぎや運営 http://www.a-cre.net/tumugiyatop.html
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